「本当に調べるんですか? どうせ何かの勘違いですよ」 深夜の工場で中村参事官は、蓮城博士と二人扉の前に佇んでいた。 彼女の研究所に訪れたのは昨日の事。 幽霊騒ぎで開発が滞っている、戦車開発の協力要請で訪れたのだ。 それがまさか幽霊騒ぎの方に食いつくとは、思っても見なかった。