「ホントに仲良いんだね、瀬川さんと矢崎。」



微笑みながら話してくる。



「あれのどこが仲良いんですか!?」



「本人達にはわからないだろうけど、俺らから見ると十分仲良いよ。」



「えぇっ!!!??」



嘘でしょ!?



ただケンカしてるだけじゃん!!



「くだらない事言うな宮下!!
お前も座ってないで、次行くぞ!!」



「ハイハイ!!」


「ハイは一回!!」


「…っ!はいっ!」



ちくしょーっっ!!




クスクスと笑ってる宮下警視を横目に、私は再び教官の後を追った。