いつもと同じ。

ただ、たまたま会ったから2回目があっただけ。

今日別れてしまえば、もう会うことなんてないかもしれない。


だから、いつもと同じようにすればいい。


何かを望むなんてあたしらしくない。



そう自分に言い聞かせると、リクの腕からすり抜けて浴室へと向かう。