この頃のあたしは、自分が何より大切でそれ以外の事なんて何も考えていなかった。 独りの夜がただキライだった。 ただ必要とされたかったのかもしれない。 利用するだけの相手なら、誰でも良かった。 利用しているつもりが、利用されていたのかもしれない。 与える事もなければ、与えられる事もない。 非生産な関係。