さっきまでの温もりが離れたからなんだか不安になった。 もっと欲しい。 そんな事を考えていたらリクと目が合う。 「「…ねぇ」」 「なになに?」 重なった声におどけた表情で聞いてくるリク。 だから、あたしは何故だか素直に答えてた。 離れると不安になるから触れていて――…