一匹狼と無邪気なワンコ



「もちろん内容を教えてほしいなんて言わない。でも、死につながる内容だったなら……」


「はい。その時はきちんと言います」


「ありがとう」


 アイツの力になってやれるならなんだってする。


 親父さんの涙を見て、俺は再び心に刻んだ。


「そろそろ始まる頃だし行こうか」


「はい……」