「ママが戻ってくるまで、ユキとアキはお兄ちゃんの言うこと聞くこと!」 俺の発言に――なんとも恥ずかしいセリフだけど――二人は大きく頷いた。 「ママすぐ戻るー?」 「戻るー?」 最初に発言した方が、アキという男の子らしい。 アキの真似をした方が、ユキ。 おそろいの洋服を着ているところを見ると、双子なのか? 「ユキ、にゃんにゃんねんねさせてあげる」 そう言った彼女は、少し大きめの猫のぬいぐるみにタオルケットをかぶせた。