一匹狼と無邪気なワンコ


「なんなんだ?」


 夢だろうか?


 しかし自分の幼き日を客観できるなんて、これは心霊体験か何かなのだろうか?


「陸」


 驚いて声のする方を振り返ると、そこには仏壇にいるあの人が居た。


「ママー!」


 小さい俺は、その人物に飛びついている。