そう告げると、狼は黙って俺の横に並んだ。 昔を思い出した俺は、思わず吹き出してしまった。 「アハハッ、懐かしい!!」 「何がだ?」 「覚えてない? ――ホラ、初めて話した時の事」 狼は不思議そうに首を横に振っている。