「やっぱり寝坊!? おじさんが居ないとホントだめだねー」 そして女ってのはさっさと用件を言わない。 こっちが知りたがっている情報を即座に提供してくれればいいのに。 「――で?」 俺のイライラが伝わったのか、千佳はハッとした。 「一緒に学校行こうよ」 「ムリ」