「あー、サボりてーなー」 翌朝、俺は中々布団から出れずに居た。 そう、野中との事があるから行きづらいのなんのって。 しかも狼と変な感じになった――ていうか俺泣き顔見られた!! 「うわー。まじへこむー。つーか情けない」 なんて独り言を言いつつ、時計に目をやると、いつもなら朝食食べて歯磨きしてる時間。