「はぁ!? お前さ、ずっと思ってたけど調子乗りすぎ。しかも女みてーでキモイよ」 一番言われたくない一言を言われたけれど俺は尚も表情を変えない。 心って顔に出やすいから絶対に表に出さないんだ、俺。 「ありがと。キミみたいにむさ苦しい男よりマシだもんね」 「やめろよ!!」 野中の周りに居た奴らのうちの一人が仲裁に入ってきた。