センセにもう一度お礼を言い、プリントを眺めながら教室へと向かう。 赤マルはすげー嬉しいけど、直接センセの話が聞きたかった。 その時代にタイムスリップしたかの様な気持ちにさせてくれるあの話し方、すげー尊敬する。 「あ! 陸~!」 「お前大丈夫なのか!?」 「陸ー!!」 聞きなれた声のする方を見ると、そこにはイマドキな奴らが居た。 本気で心配してくれているのか社交辞令なのかは分からないけどね。