無理矢理連れて来られたのは暗い路地裏。 辺りは真っ暗で、お互いの顔も全然見えない。 何をされるか分からない状況の中で、男に押し倒された。 恐怖と背中越しに感じるひんやりとしたアスファルトの温度に、自分の体から熱が抜けてゆくのを感じる。 「さっきはよくも馬鹿にしてくれたな」 「ば、馬鹿にって!あんたが勝手に誘ってきたから断っただけじゃない!」 「それを馬鹿にしてるって言ってんだよ!」 精一杯暴れても、男に押さえ付けられてはさっきみたいに逃げることは許されなかった。