「ふぁ〜」 眠い。 眠すぎて死にそう。 「夏希さぁ〜。顔は美人なんだから、その親父っぽい所を直しなよ」 女子とは思えない大きなあくびをする私に呆れ顔の由衣。 私はけだるい体を起こして背中をこれでもかってぐらい反らす。 「お世辞なんていらないよ。美人じゃないし」 「はぁ…。自分がモテるってことを、少しは自覚しなさいよね」 だって実際モテないもん。 告白なんて全くと言っていい程されたことない。