「・・・・あ・・・・杉下先生に聞いたの?」 あたしの質問に潤は首を横にふる。 「陸が桜の奴に泣きながら話してるのを聞いた・・・・」 「そっか・・・・」 また沈黙。 その沈黙を破ったのはあたしだった 「・・・・お見合いって言ってもお父さんが勝手にしただけだし・・・・あたしは別に行く気なんて・・・・」 なに言ってんのあたし? こんなこと・・・・潤には関係ないのに・・・・