俺の腕の中にまだ真幸の感触 が残っている。 俺は親友への罪悪感と自分の 満足感の狭間で壊れてしまい そうだった。 どんな理由があったとしても 約束だったとしても、真幸の 事は忘れてしまうべきだった。 今さらだけどな・・・。 止まっていた時計が再び動き 出したかのように、 俺の中の止まっていた時間が 動き出した。 もう戻れない。