木漏れ日が頬を照らす。


あの頃はものすごーく
大きく思えたこの木。



 「それほど大きくなかったんだ。」

つい笑ってしまう。



約束の時間なんてない。



朝から1日待つしかない。



来るかもわからない初恋の彼。