病院の玄関。
自動ドアの向こうに温人の姿。
ポケットの中に手を突っ込んで
仁王立ち。
自動ドアの数歩前から息を整える。
ゆっくりと自動ドアが開く。
目の前の温人の笑顔に
吸い込まれていく。
ポケットから出された
温人の手がわたしを
温人の胸へと導いてくれる。
わたしをすっぽり包み込んでしまう。
自動ドアの向こうに温人の姿。
ポケットの中に手を突っ込んで
仁王立ち。
自動ドアの数歩前から息を整える。
ゆっくりと自動ドアが開く。
目の前の温人の笑顔に
吸い込まれていく。
ポケットから出された
温人の手がわたしを
温人の胸へと導いてくれる。
わたしをすっぽり包み込んでしまう。



