「そういえば母さんは?」 「先生と話があるみたいで、 ロビーと思うけど…。」 「先生きてるんか?」 「うん。」 ヤバ!! ひと悶着ありそう。 「詳しい話し聞いてくる。 里田さんゆっくりしてって。」 そういうと台風が去ったみたいに 勢いよく病室から飛び出て行った。