俺は真幸を抱いた。 真幸の吐息に幸せを感じなが ら俺は真幸を抱いた。 本当なら、死ぬまで触れる事の なかった真幸。 俺は手にいれたんだ。 でも、それは真幸に嘘をついて 手に入れた幸せ。 俺は、部屋を出る時 思わず真幸にあやまった。 「ごめん。 真幸。」 それが俺の言える唯一の言葉 のように感じた。