俺は1から説明した。 真幸との出会い。 俺が知っている真幸のおいたち。 そしてあの日の約束。 そう全てを。 亮は、これが俺が亮に頼む最後 のことになることを分かっていた。 必死でその役を引き受けてくれた。 真幸に感づかれないように。 俺たちは必死だった。 そう、願いはふたりとも同じだから。 真幸に幸せでいてほしい。 真幸の笑顔をまもりたい。 ただそれだけ・・・。