初音side




この人誰だろう?

さっきから私の方見たまま動いてないし…


声かけてみよう。

「あの…何してるんですか?私に、何かご用意ですか?」


「…。」


返事が返ってこない…もっと近くに、行って聞いてみよう。


私は、ベッドから起き上がり男の人の方に、歩み寄った。


そして、顔を見上げるように、近づいた。


すると…やっと気づいたらしく少し驚いた顔をしていた。


「私に、何かご用ですか?」


すると、その男の人は少し戸惑っていた。