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彩斗と話しているのをみられた

のか私は今空き教室に志穂ちゃ

んと2人でいる。。

はぁ。意味わかんないし・・

だんだんむかついてきた。

「彩斗は私のこと愛してるって

」

「ふぅん。で？」

もう名前出さなくてもいいじゃ

ん。

「姫奈ちゃんの事別にどうも思

ってないって」

「だからなに？」

「だから彩斗と関わんないで」

「勝手に向こうが話しかけてき

ただけだし」

「何？その言い方。マジムカツ

ク」

へぇへぇそうですか・・

「もういいっ？」

できるだけ柔かく言ったつもり

「あんたみたいなブス彩斗が相

手にするわけないのよっ！」

ぷっちーんって何かが切れた。

「あんたっ！さっきから言わせ

ておけば！」

私がソコまで言いかけたとき。

「なにやってんの？」

彩斗が入ってきた。

「彩斗っ！！！」

まっさきに彩斗に抱きつく志穂

ちゃん。

「どうしたんだ志穂？」

「私なにも言ってないのに急に

ココに呼ばれてね。彩斗に何し

たの？って姫奈ちゃんに脅され

て・・」

「なっ！？」

「高砂さん。志穂に手ぇださな

いで」

『ズキ』

今まで、姫奈って呼んでくれた

じゃん。

なんで名字なの？

こんなにもｽｷにさせといて。

ずるいよ・・・

「私のこと。前は名前で呼んで

くれたのにね・・」

「ぇ。。わりぃ志穂。先いって

て」

「ぇ・・うん。」

志穂ちゃんは渋々と言った様子

で教室から出て行った。