ーーーーーーーーーーーーーー
教室に着くと自分の座席に座っ

た。ラッキーなことに、窓側!

それとは反対に、沙紀は真ん中

の、一番前。

どんまい沙紀。

隣はどんなひとがくんのかなぁ

ゥキゥキしながら待っていると

『ガタッ』

横の椅子を引く音がしたと、同

時に、教室中の女子がこちらを

向く。。

ぇ))汗

私なんかしちゃいました??

一人恐怖に埋もれていると。。

「「「彩斗様ぁぁぁ!!」」」

「ぇ?」

「彩斗様!アドレス教えていた

だけませんか!」

「私も!私も!!」

はぃ?

一人ぼーぜんとしている私を前

からニコニコしながら見ている

視線X。。

沙紀様です。。

そうして、私のところにトコト

コと歩いてきて

「やったじゃん姫奈!王子の隣

ゲットじゃん!」

「・・良くない・・」

「なんで」

「だってうぐっ」

私と沙紀の間に女子が入り込ん

できて、私にぶつかった。

「なるほど・・」

女子が居なくなると、沙紀はポ

ツリと呟いた。

「でしょ」

「私席にもどるね^^」

「うん。泣」

「泣くな。姫奈」

「無理かも」

「ファイト!」

「うん」

沙紀はそういうと、席に戻って

いった

「いいなぁ一番前の席」