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そして遠足の日・・・

⊂（°△°）⊃｛ぶぅーん）

「ついてきてくださぁい！」

先生の声で、クラス皆がホテ

ルにはいる。

ついでに遠足はどこかって？

『沖縄！』

おかしぃ？だって私立だもん

「うみめっちゃきれぇ！」

「彩斗様！後で一緒に泳ぎま

しょう！」

「ぁ。あぁ」

「おーい！ペアごとで部屋へ

移動しろ！」

「行くぞ。姫奈」

「ちょっと！」

奴。何か怒ってる？

「ねぇ！なんか怒ってる？」

私の手を引きながら、何も話

さない奴に聞いてみた。

「べつに」

そっけな・・

『ｶﾞﾁｬ』

部屋に入ると。

「うわぁー！凄い！海めっち

ゃ綺麗！」

ラッキー！海の見える部屋の

方！

私は奴の手を払って、窓へ向

かった。

「すごーい！凄いよ！彩斗も

見なよ！綺麗だよ☆」

って。ハッ！？私今・・なん

て・・・

「ぉぃ。今。俺の名前・・」

「呼んでない！呼んでない」

「ウソツケ！」

「嘘じゃない！」

「姫奈・・」

奴は急に真剣な目になって、

私の手を握った。

「俺。お前の事遊びじゃない

から・・」

「・・・」

「ほんとに。好きだから」

「・・信じていいの？」

「うん☆」