それからしばらくして、 午後10:30ごろ 例の”彼”とは他愛のない話が続く中、 もう一人の”彼”と言えば、 『夏だー!彼女ほしい』 だの、 『花火一緒に見てくれるヤツいないかなぁ』 だの、 メールが来るたびため息がでる。 そして、恐れていたメールが… 『おれが彼氏になってやろうか?』 おいおいおいおいおいおい! まぁ、 確かに相手が誠実そうな男子だったら嬉しいけど。 残念ながらもう一人の”彼”はそれに当てはまらない。