それを偽りと分かっていて、 それでも呑まれてしまいたいと、 頭の片隅で思っている私がいた。 跡にのこった事は、 『あぁ、危なかった』 っていう安心感と 『なんで危なかったって思ったんだろう』 っていう危機感