だけど…


「あー!!!!!!!!!!」


この叫び声によってあたしと萩斗は体をビクつかせた。


だが抱きしめられた体勢は変わらず振り向くとそこにいたのは笥箕。


あ…萩斗の登場で笥箕のこと忘れてた。




「萌架ちゃんはオレのだから離してくんない?」


………は?


「萌架はオレのなんだけど?」


…はぁ?


ちょっと待て!!


あたし、どっちのものにもなった覚えないんですけど!?


唖然として笥箕と萩斗を見比べていると登場した姜希に充。


この二人(姜希と充)って仲いいのかな?


てか二人(萩斗と笥箕)ってキャラが被ってる気がするんだけど…気のせい?


って話がまたズレた!!




「二人共、何言い争ってんの? 萌架はオレのだけど♪?」


姜希ぃいー!?!?!?


ちょっ…何、話をややこしくしてんたよ!?


「え? 萌架さんは僕のものですけど?」


っておい!!


頼み綱の充まで何参戦してる!?


っつーかこの四人、あたしのことを好きなそぶりって見せた?


……………ん゙ー。


はい、結論…ない。


意味不明だよ、この四人!!!!!!





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