ある意味尊敬…という眼差しを向けるとバツが悪そうに頭を掻いていた。


「てか藍の部屋行ってて!! もしくはリビング」


と言って追い出されてしまった。


仕方なく藍の部屋ではなくリビングへと移動すると…これまた壮絶だった。


あたしを迎える時騒がしかったのはこれが理由か…?


まぁ座れるスペースなどはあったのでそこに座った。




ガチャ


「お待たせー…って汚っ!! あ、オレがやったのか…」


ブツブツ言いながらあたしの背後に座った。




「集会っつったらモカとキャラメルっけ?」


「うん、そう」


それだけ言うと琳は大きなボックスからカラースプレーを取り出した。


横髪にモカとキャラメルのメッシュを入れてくれる。


さすが美容師だから上手い。


まぁ女にはだらしないけど。


とか思ってると完成したらしい。


「ほな完成♪ あとは…はい」


手渡されたモノを持って洗面台へ行った。


普段黒に近い茶色の目をしているがカラコンで金に近い茶色に変えた。


服は………倉庫にあるから向こうで着替えればいっか。




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