「それにしても学校でお仕置きを受けたいだなんて………随分と大胆になったな？」
その言葉にピタリと固まる。
え…ちょっと待って？
そういえばここ、学校、だったんだっけ？
キョロキョロと見回すとどう見ても学校でしかない。
肯定したつもりもないけどそうなってるから…今の状況って非常に危険じゃありません？
「それとも………誰かに見られる方が快感？」
「んなっ!?!?!?!?!?」
ちょっ…充ぅぅううう!?
なんっつー言葉を………しかもサラっと言ってんの!?!?!?
しかもしかも!!!!!!
快感とか…こんな公共の場で言うなー!!
まだ誰もいないっていうのが救いで………
「ぅわ、充がドＳになってる」
救いじゃねー!!!!!!
誰もいないことないじゃんか!!
てかこの声………
「れれれ…煉弥!?」
久しぶりの登場だな。
まぁ登場する場面がどうかと思うところなんだけどさ。
そんなこと気にしてたらキリがないか。
あ、ここでは冷静だけど煉弥の名前を吃って呼んだのはあたしだったりする。
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