『イイッッッ!!!!!!!!!!』


あたし以外のみんなが賛成の意見をだした。


………ふ


「ふざけんなー!!!!!!」


めちゃくちゃ大きな声で反対をしたが…


「えー…反対の人は一人のみなので『執事・メイド喫茶』に決定です」


なんて必死の声もスルーされて模擬店の出し物は『執事・メイド喫茶』になりました。


てか進行役の笥箕………満面の笑顔で言ったし…。


ちょっ…何コレ?


新手のイジメっすか?


え………力で勝てないならこういう方法?


そんなの…


「マジないわぁー!!!!!!」


あたしの大きな言葉にみんなビクッと体を震わせたのでした☆




執事・メイド喫茶ってことは…あたしがメイド?


「因みに、猫耳メイド♪」


フフフ………


─想像中─

「お帰りなさいませ、ご主人様♪ごゆっくりしてくださいにゃ☆」

─想像終了─


ってなことを言う訳でしょ?


アッハハハハ!!!!!!


「ありえねぇー!!!!!!!!!!」


そう言って教室を飛び出した。




「萌架の猫耳メイド、似合いそう…」


萌架のいなくなった教室で呟いた煉弥の言葉に誰もが頷いていた。





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