「は、はいこれ。じゃあお仕事頑張ってね。急に来ちゃってごめんね」 「紗耶。送るからちょっと待ってろ」 「え?い、いいよ。まだ終電あるし大丈夫だから」 「いいから、待ってろ」 翔ちゃんはサンドイッチの入った紙袋を受け取るとロビーから去って行ってしまった。 送るって、翔ちゃん夜勤でしかもお仕事中なのに大丈夫なのかな…。 暫くして翔ちゃんはまたロビーに戻って来るとカウンターにいる警察官と話しをしてる。