「ありがとうな」 「ううん。とっても危険な仕事だって事も、前よりもずっと理解出来たよ」 「そうか」 「だから、翔ちゃん。毎日を大切に生きて行こうね。もしも何かあったらとか…そんな風には思ってないけど、毎日大切に生きていきたい」 「そうだな。同感だ」 「って事で、これからも毎日沢山深く強く愛してね」 「当たり前だ」 翔ちゃんは私を抱き上げたまま、リビングへ入りそのまま浴室へと向かった。