濡れた体温ごと奪って-Ⅱ-



「パパ…ありがとう。パパも凄くかっこよかったよ」


「当たり前だ。翔矢にはまだまだ負けてられんからな」


「クスクス。やっぱり親子だね。パパも翔ちゃんも凄く似てる」


「そうか。よし、署へ送るな」


「うん。ありがとう」




パパに着いて行き本部を後にすると、車で署へと送って貰った。


翔ちゃんが帰って来る前に慌てて署を後にし家へ帰って晩御飯の用意をする。


翔ちゃん、ご飯楽しみにしてるって言ってたから腕をふるっちゃお。