濡れた体温ごと奪って-Ⅱ-



そんな時、一本の無線が響き、隊長らしき人の声が部屋中に響いた。


スタンバイ完了との事。


翔ちゃん達…もうすぐ、豪華客船に潜入するんだ…。


私の心拍数が速まる…。


どうか…無事でいて…。


お願いだから、誰一人として怪我をせずに帰って来てね…。


パパは『了解』と答えると、隊長の指示の元一斉に突入開始された。


大丈夫かな…。


翔ちゃん…頑張って…。