濡れた体温ごと奪って-Ⅱ-



パパは、受付の警察官と話したのちに私を車へ乗せてくれてどこかへ向かった。




「翔矢がどんな風に仕事しているか…見たくないか?」


「み、みたい。だけど私…怖い気もして…」


「今回の事件はな、いつもと違った事件でな…本部と提携した作戦なんだ」


「…う、うん」


「今から本部へ行き、今回だけ特別に紗耶の入室を許可するから、翔矢の戦う姿を目に焼き付けたらいい」




…パパ…ありがとう…。


私も翔ちゃんの仕事してる風景見てみたかったから、嬉しい。


不安な気持ちもあるけど、嬉しいよ。


だって…翔ちゃんの事ならなんでも知りたいもん。