「翔ちゃん、行くよ?」 「あ、ああ。わかった」 ご飯を食べ片付け終えると、紗耶は俺の手を引っ張り浴室へと向かう。 きっと、お前は出来る限り俺との時間を大切にしたいんだろうな。 俺も同じ気持ちだからな。 お前と過ごす時間は、かけがえのねぇ時間だと思ってる。 これからもずっと、一緒に、毎日大切に過ごして行こうな。