「ハハハ。びっくりしたよな。悪い悪い」 「う、ううん」 翔矢さんの笑顔が…凄く胸に突き刺さる…。 きっと…つらいよね…。 なのにいつも私を気遣ってくれて…自分の事よりも私を見てくれて…。 本当に、いい人。 車に乗り込み暫くしてマンションに着くと、玄関から部屋へと上がった。 ここが…翔矢さんとの部屋。 私がずっと翔矢さんと一緒に住んでた…部屋なんだ。