濡れた体温ごと奪って-Ⅱ-



「もし、訴えられたりする事があった場合。俺が全部責任取りますから。お疲れ様でした」




隊長の腕を無理矢理引きはがし、特殊部隊オフィスを後にし病院へと向かった。


俺は、いつでも今の仕事を辞める覚悟ぐらい出来てる。


この際だから…命懸けの仕事じゃなく…普通の仕事に転職するのもありだな。


…真剣に考えるか。