男が私に怒鳴り散らした矢先の事…もう一人の犯人が何者かに撃たれ倒れた。 そしてすぐ、もう一人の犯人も…そして私の目の前にいる犯人も太腿を撃たれたのか崩れ落ちた矢先……――。 ―――バンッ!!――― 一発の銃声と共に、お腹に違和感を感じて見下ろした…。 着ていた白のワンピースが赤く真っ赤に染まっている…。 「紗耶っ!!紗耶っ!!」 この声は…翔ちゃん…? 頭がぼーっとなって、意識が遠退いて行く…。 私…撃たれたんだ…。