いつ見てもパパとママは仲良しで、私、二人に憧れてるんだ。 「そう言えば、パパママ今日はどうしたの?」 「この近くでデートしててね、その帰りに寄ろうと思ったのよ」 「何がデートだ。歳考えろ」 「あら、いくつになっても私だって、デートはしたいわ?」 「ママ…その気持ちわかるっ!!私もそう思うもんっ」 「でしょでしょ?!」 翔ちゃんは呆れて物が言えないのか、キッチンへ飲み物を用意しに行った。