「私、確かに翔矢に昨日メール入れたわよ。だってほら……ん?」 ママはリビングへ入るなり、携帯電話を取り出し送信履歴を確認する。 するとママの動きが止まった。 「お前は抜けてるからな。送信ミスしたんじゃないか?」 「あはは……そうみたい…」 パパがママを見て小さく笑いながらそう言うと、ママは苦笑いを浮かべてコクンと頷いた。 ママ、とっても可愛いっ。