「なっちゃん…」

゙ちゅ゙

「おはよーのちゅーしちゃった~」


「…荒井、どいて重い」


僕と荒井では身長が10㎝も違う、
すらっとした身体だけど、
上に乗られたら重いに決まってる。


「そりゃ、なっちゃんに比べれば重いよ」


そう言いながら僕の上から退いた。