心の中の宝物


休み時間私は先生のところに行こうと席を立った。



するとクラスの子らが私の方をちらちら見ながら話しているのが聞こえる。


「金髪とか引くよね。」

「だよね。何調子乗ってるの?って感じ。」



この言葉にさすがの私も切れた。

「あ?こそこそ言ってんじゃねぇよ。言うなら正々堂々と行ってこいや。喧嘩ならいつでも受けてやるからよ。」


私は近くの椅子を蹴って廊下に出た。


出て行くときみんなの驚いた顔が目に入る。


びびってるなら最初から言うなってーの!



てか、私こんな事言えたんだ。


少し自分でもビックリ。



はは。もう友達できないや・・・




私は開き直った。



もう亜美だけいればいい。






私は職員室に向かった。