心の中の宝物

「あ、あの・・・」

私はすごく緊張していた。



本当に怖いよー


「この子は私と親友になった桜。みんなに紹介したくて連れてきた。」


みんなまじまじと私の事を見る。

この空気嫌。

きまづい・・・


その間を誰かが壊してくれた。


「桜ちゃん。ちょーかわいい♪」

「ちょっとシン。私のなんだからとらないでよ?」

「はいはい。」

シンと呼ばれた人は適当にあしらう。



「私さおり。」

「うちは愛だよ。」

「俺は隼人。」

「俺悠斗。」


みんなシンって人の後に続いて次々に自己紹介してくる。



さおりに愛にえっとー・・・

頭混乱するよ。



「俺の名前はな~んだ?」

シンと呼ばれていた人はそんな質問をしてきた。


「え?シン・・・くんですよね?」


「あったり~♪なんでわかったの?」


え!だってさっき・・・


私がそういおうとしたら亜美が口を開く。


「私がさっきあんたの名前言ったからでしょ?」


「あっそっかー」




「みんなで喋ろう。」


私と亜美はみんなが座っていたところに座った。