心の中の宝物


亜美の家から5分ぐらい歩いたところにコンビニがあった。

そのコンビニの裏が溜まり場だという。



あ~
怖くなってきた。



コンビニの裏に行くと5.6人の男女が集まっていた。


「みんな~」

「亜美!」

亜美が呼ぶとガラの悪い人たちが一斉に振り向いた。


亜美も見た目はすごいけど亜美の友達も負けていない。



亜美もやっぱこういう人たちと関わっているんだ・・・


私はいつもこういう人たちに対して
『なんでわざわざこんなところに溜まるんだろう』
っと横目で見ていた。



だからまさか自分が関わることになるなんて・・・

昔の私は思いもよらないだろう。


「誰?そいつ。」

今までみんな亜美を囲んでいたけど急に私に気付いた。