「ゴ…ゴメン!」 慌てて床にこぼれたジュースを拭いていると、 「変な事考えてんじゃねぇぞ?」 奏が私に耳打ちする。 「だって…奏が変な事言うから…」 「俺は本当の事言っただけだぞ?」 真っ赤になる私を見て奏は笑う。 コイツ… 楽しんでる… 「ん?何?何の話?」 キョトンとする秀が、悪魔のように思えた。