窓の外の全ての光景が私にとってはとても新鮮で、目を奪われた。 ・・・凄い。 生の暴走だよ! こんなもの、私とは関係のないものだと思っていたのに。 一人じゃ暇なんて言ってた忍さんも、豪快に秀と先頭を走っていた。 うーん・・・ よくよく考えてみたら、私って必要ないよね? 忍さんは妙にここの人達と仲がいいわけだし・・・ 「・・・初めてか?」 「・・・・へ?」