素の自分でいきたいし、隠す理由もない。


どんな目で見られたって、黒龍の皆が分かってくれていればいいと思う。




「夢羅、その顔…」



「…あぁ。殴られた」


夢羅の顔には痣があって、あの後に起きた出来事を物語っていた。


ソウキの昨日の言葉の意味が、ようやくわかった。



「鬼神も…やめたから」